3歳児神話の肯定論と体の健康を考える

日本社会は心と体の健康が悪くなって来ています。その原因を書いたブログです。

三才児神話否定論に理論的根拠はない


この文書はクオーラと言うブログがあり質問者、回答者がどの様な質問あるいは回答するかと言うブログです。私は回答者として主に三才児神話肯定論の視点として回答しており、私の人気(アクセス数が多い)回答です。

 

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私の回答  私は幼児学だと思います。三つ子の魂百まで、あるいは脳の成長は80%その頃決まるので、人間行動の80%もその頃に決まってしまうので、幼児学と言うのは人間学そのものです。この事を理解している日本人はほとんどいなく、多の人は幼児に対しての知識は無学に近いとと思います。

 

例えば教育は6才迄と言う事も知らないし、母性と言ってもそれてなに?と言う人がほとんどだし、保育園も幼稚園も同じと言う人が大多数でこれでは、次の世代は良い子は出来ないので、世代を継いで行くほど社会が悪くなって来ます。

 

ネット上には三歳児神話肯定論は心理学の林道義先生、動物行動学の田下昌明先生、脳科学の澤口俊之先生、私は歴史上の視点で三才児神話肯定論を唱えており、いずれも理論的に論じているので、この4っの理論を論破するのは難しいと思います。

事実私の周りにはこの事を論破する人は誰もいなく、反対に勉強になりますと言う意見が数多くあります。

さて本題ですが、三才児神話否定論者の根拠を調べると主に2っの理由から主張していると私は考えます。

 

1っ目は私が何回か書いたように日本の三才神話否定論者はボウルビィ博士はじめ西洋の赤ちゃんの研究を参考にして語っているのです。日本の赤ちゃんと西洋の赤ちゃんは同質ではありませんから、それを同じ基点に発表されても困ります。

 

ネットを見ていたらアメリカの人が日本社会において赤ちゃんがいた場合、川の字のように寝ているのを不思議がっていたのです、しかしこのやり方の方が赤ちゃんにとって安心なのです。例えば急に雷が鳴った時赤ちゃんは泣くと思うのですが、そこでお母さん抱っこされて守られていると安心すると思います。この安心感が大切なのです。

 

よく西洋の赤ちゃんは1人で部屋に寝かされても平気だと言われます。日本の赤チャンでは本能的に情緒不安を感じて泣き出すのでまずそう言うことは無理です。
私の考えでは幼児期の長さは日本の赤ちゃんの半分程度でないかと考えます。

 

根拠の1つに日本における三才児神話は西洋では1才半説があるそうです。
もう一つ西洋に不登校がいないのは幼児期が短いので赤ちゃん返りしないと考えます。

 

この事は澤口俊之先生の教えにもこの事は書いてあり 私たちモンゴロイドは、西洋のコーカソイドと比較して、子育ては8才位まで「長く、ていねいに」行うべきだと言っています。

従ってネットなど見ていると、早く自立する事が良いような事を書いてありますけど、考え方は反対と考えた方が良いと思います。例えば母乳、指しゃぶり、抱っこ、おんぶ、などの幼児体験は大切なのです。

 

参考までに昭和40年頃は5才児でもオッパイ求める子供は一杯いましたし、当時のお母さんもそれに答えて母乳を上げていたのです。それだけ幼児体験は長い時代だったのです。従って早く幼児体験が終ると言うのは将来不登校になるかも知れないので、危ないと思って下さい。

 

2っ目は追跡調査で問題なかったと言うケースです。
3才神話否定論の多くは追跡調査の結果と言うのが多いのです。この調査の問題点は私の考えでは4っ程あり
1つは何をもって問題なかったと言うのは外見上見極めるのが難しいのです。例えば幼児虐待する親、うつ病になっている人などは外見上分からないと思います。

 

2つ目は今小学校で小1プロブレムあるいは多動児などで困っている学校は数多くあると思いますが、そのような学校の周りでそのような調査をすると多分今とは違う結果が出ると予想されます。

 

3つ目ですがその様な調査が正しいとした場合、何故昔不登校がいなかったのに今数多くいるのか,小1プロブレムも昔は誰もいないのに、今は数多くいるのはなぜかと3才神話否定論者に説明を求めた場合答えに困ると思うのです。従って調査は実態と伴っていないと考えられると思います。

 

4っ目の理由この事は私が主張している昔三才神話肯定論で行っていた社会と、現代社会の三才神話否定論で行った社会と、どちらが良い社会か検証するのです。今現在でも附属中学校はレベルの高いのは、附属幼稚園卒園の子つまり三才児神話肯定論の子で構成されているからです。

 

その様な考えで検証しますと、明らかに三才児神話否定論で行った社会の方が悪くなっているのに調査結果は問題なかったと、言われても説得力は乏しいと思います。私も思うに三才神話否定論に育てても三才児神話肯定論と変わらない位素晴らしい子が出来れば問題ありませんが、そこの本音部分は語っていません。負の連鎖の蟻地獄を末尾に貼っておきます。

 

何故間違った方向へ進んだかと言うと、一つは高度経済成長期に経済界の人が人手不足になり、そこで家庭にいる専業主婦に目を付け政府に頼み込んで全国に保育園を数多く作ったと聞いています。つまり国民、経済界、国家も人育てよりも目先の利益追求主義に陥った結果だと思います。

 

もう一つはマスコミの多くはジェンダーフリーを行う事が社会正義だと思うので、それには三才児神話肯定論では都合が悪いので、三才児神話否定論の学者の記事しか取り上げて書かないのです。

 

従って多くの国民は三才児神話肯定論はないと思う人が数多く存在したので現代社会は悪くなって来たのです。事実先ほど書いた三才児神話肯定論を唱えている学者も数多くいるのに報道がないのは、報道しない自由をうまく利用したのだと思います。

 

事実私もその様なマスコミに投稿しますが、私の意見は都合が悪いのでほとんど採用されません。なお個人でホームページを開いている人はかなりの確率で採用されています。従って三才児神話肯定論を否定する根拠はないと思います。

 

参考資料 負の連鎖の蟻地獄
今の時代は三才児神話を否定して小さな赤ちゃんを預かる制度を昭和30年終わり頃からスタートしてから日本の不幸が始まったのです。当時の保母会は今日の様な社会になると言って反対運動したと聞いています。

 

負の連鎖の一段目は先程の子たちが保育園に入園しその子たちが中学生になった昭和50年頃から不登校とかイジメ問題が発生し、それ以前はその様な問題はなかったのです。

 

負の連鎖の二段目はその子たちが子育て世代に入った平成元年頃から幼児虐待の統計の数字がほぼ45度の角度で上昇しておりそれまで年間1000人で推移していたのが、今は20万人いるのですこの事を考えると幼児虐待はグレーゾーンを含めると最低40万人いると思います。

負の連鎖の三段目は平成15年頃から始まった小1プロブレムと言われる多動児問題。日本社会において見た事も聞いた事もない現象がその年位からスタートしたのです。これなどは明らかに保育園から発生しているので、この事を指摘する幼児学者、マスコミ、政治家、などがいないのも困った現象です。

 

私から考える原因として絵本の読み聞かせが少ないのでその様な子が多く排出されたと思います。私の文書を読まれた方は理解されたと思いますが、教育とは6才までと言う発想を国民も政治家も持って欲しいと思います。  今現在は学生さんを含む若い人の自殺問題など次にどの様な負の連鎖が待っているか分からなし、ナイフを振り回す若者もこの現象の1つです。

 

昭和50年頃まで下記の現象は日本社会においてはなかった現象で、未満児保育園制度の弊害です。サイレントベビー、幼児虐待、小1チルドレン、いじめ問題、学力低下不登校、ニ-ト、給食費、保育費の未払い問題、多くの離婚,街の落書き、放火、荒れる成人式育児ノイローゼ、ウッ病などの精神疾患など

 

私の意見を理解された人で、幼児に対して深い見識のある人です。私に対してのコメントで、このような人が政治家になって欲しいと思います。 

>ヨミイレルさん
そうですね。まさに負の連鎖の蟻地獄です。て0歳児低月齢から、1日長時間の保育ではなく、親子の絆を取り戻すこと、心と心のつながりを取り戻すことは、親子が一緒に過ごす0歳児~2歳児が基盤ですもの。

今の政治は全部の政党は赤ちゃんにとってある意味でむごい保育運営を行っています赤ちゃんは神様です、宝物です。お母さんを選んで生まれてきたのです。月に10万円の育児費用の支給は面白いですね!

お母さんは赤ちゃんを育てるために国から支給されるというのは、良いアイデアですね。本当に、「子育ては楽しい」と言うお母さん達が増えて欲しいですね!同感です!
育児が不能な場合、日中の里親(同じ人←ここが大事ですね。同感します)に面倒見てもらうことも、素晴らしい意見ですね!