昭和40年頃までは日本人ほぼ全員が三才児神話肯定論で育った人だったので心の健康はきわめて健全で
当時の日本社会において不登校、二―ト、幼児虐待、こんなに多くの離婚、街には落書きとかがない時代でした。
この様な社会になった一番の原因は保育制に色々と問題があり、特に3歳未満を預かる未満児保育の導入以降悪くなったのです。
当時の保母会は今日のような社会になるといって、未満児保育に対して反対運動をしたのです。
未満児保育の始まりが昭和30年中頃から終わり頃と聞いています。その子が中学生に成長した昭和50年頃から少しずつ教育問題も含め今は毎年毎年不登校児が10万人強、NHKの調べでは隠れ不登校も含めれば50万人いると言っています。
また幼児虐待も10万人、児童相談所に上がってこないのを含めるとこれも何十万人になると思い、これはある意味で異常なのです。この事が自民党から共産党まで誰が政治を行ってもこのような問題は良くなることはありません。
政治を志す人は、幼児期のあり方を良く考えて見直して欲しいと思います。
昔日本軍が中国へ攻めて行った時、当時の国民の8割は賛成と聞いています、戦争に負けたら軍隊が悪いとか、マスコミが悪とか言っていますけど、国民が悪いと言うのは聞こえて来ないのです。
現代も保育園制度が悪いと国民もマスコミ、政治も言わないのは、戦前の日本人の体質と同じではないかと思います。
国民の方から保育園の要求が多く出ていて行政も30年程前位までは、三才未満児の子を預けようと役所に行った時に、まだ早いからかわいそうと言って押し止められたのです。ここに民主主義の欠点があるのです