3歳児神話の肯定論と体の健康を考える

日本社会は心と体の健康が悪くなって来ています。その原因を書いたブログです。

【三才児神話】保育園の昼寝は不登校の原因の1つ

保育園は問題点が4っありましてその中の1つが昼から行う昼寝です。参考までに基本的に幼稚園は昼寝はありません。この違いも大きく私は、昼寝は問題ありと考えています。 

私は保育園卒園の子達、あるいはその母親たちに保育園で嫌なことはなかったですかと質問した時の答えですが、

 

何で眠くもないのに寝なければならないとか寝たふりしていたとか、子供のお母さんからもうちの子も昼寝が嫌いだと言っていたと言う答えが数多く返ってくるのです。

 

幼児期と眠りについて考えた場合、0~2才位までは眠くなって来るとグズルのです。この行為は「お母さん」「お母さん」今から私は寝ますからしっかり見守って下さいと本能的にシグナルを送っているのです。

 

そこでお母さんは抱っこしたりおんぶしたりして、子供にぬくもりを伝え子供の体温を高くして(体温が高くならないと眠りに陥りません)寝やすい状態を作り子供が安心して眠りにつくのです。

 

3~5才位の子供はグヅリませんし、抱っこも、おんぶもいりませんが、「お母さんここにいて」とか「お母さん一緒に寝よう」と言って安心感を求め安心して眠るのです。

 

私はこの保育園の昼寝問題も不登校の原因の1つになっているのではないかと思われます。小さな子供にとって嫌な事をされれば将来は積極的に前に出る力が弱くなるのは事実です。

 

私の調べでは6~7割方は昼寝を嫌がっていますけど、残りの人は昼寝は嫌がっていません。嫌がっていない子はこの事についての悪影響はないと思います。

保育園卒園の子と幼稚園卒園の子の不登校の割合を調べると圧倒的に保育園卒園の子が多いと思われます。

 

ただし幼稚園卒園の子でも未満児保育園から幼稚園へ入園した子は不登校の確立は高いと思います。

 

本当はここの部分を調査をして発表すると日本の不幸は1つ減ると思いますが、社会が混乱するので分かっていてもやらないと思います。

 

昼寝する頃は確かに疲れて子供の昼寝は必要なのです。ベトナムではその頃一度家に帰して家でお昼寝をして再び登園すると聞いていますので、多分ベトナムの子供も昼寝が嫌いなのでそうしていると思います。  

 

では何故幼児が昼寝を嫌がるのか、それは夜泣きは何故するかと言う理由が解れば納得すると思います。

赤チャンはそもそもいつの時代生まれたか、生まれた場所が安全かどうか分からないのです。

 

太古の昔は洞窟で生活していたと考えられ、そうすると夜小動物が出て来て赤チャンを襲ったと考えられます。

 

それでは赤チャンとしては困るので自分の身を守る為に、お母さんに寝てもらったら困るので夜泣きをするのです。俗に明け六つなると夜泣きが止むのは小動物が帰る頃なのです。

戦前社会をよく知っている年配の人に乳児とネズミの関係を聞いた時戦前の家は機密性がないので、時々乳児はネズミに殺されたと聞いています。

 

夜泣きは不思議と女の子が多いのです。何故、女の子が多いのかは将来自分も子育てする時、夜泣きする子を抱っこが出来るように、やらさせているのではないかと思います。

この事は男性が育児の主役を行ってはいけない理由の1つで、男は夜泣きしている赤チャンを長いときで3時間位抱っこしているのは難しいと思います。  

 

3~5才児の子は抱っこもおんぶもいりませんが、

寝る時は本能的に動物などに襲われるので危ないと思い、

そこでお母さんにここにいてと言って安心を求めて眠ることが出来るので、この安心感が大切なのです。

 

保育園では保育士1人に子供は10人~20人程ですから信頼関係が薄くどうしても情緒不安を覚え寂しい思いをし、将来は積極的に前に出る力は弱くなり不登校と言う現象とてして現れるのではないかと考えます。

    

            私の論文に対してのコメントの一部

早々にお手紙ばかりか、保育に関する貴重な文章を送り頂きまして誠にありがとうございました。

 にも拘らず、年始年末は各行事や第4回出版本編集など多忙に追われ、お返事が誠に遅れましたことを、まずはお詫び申し上げます。

 

   それにつきましても、さすが幼稚園PTA連絡協議会会長さんであっただけに、保育に関してその深い洞察力や様々な保育にまつわる不合理、

 

 つまり子供の心身の成長にそぐわない,ややもするとマイナス要因になっているその理由を、整然とした理論で解かれているお話には、眼の前のうろこが落ちたような気持で拝見させて頂きました。

 

  特に3歳までの子供に対する愛情の大切さや、保育所と幼稚園の違いが生じる子供への影響の大きさには、これまで誰も語られなかったもんだいだけに、改めてその深刻さを知ることが出来たように思っております。

 

  また午睡が及ぼす、子供へのストレスと言いましょうか、当会でもこれまで寄せられた多くの証言からも、何かしらの害はあっても、子供にとって利のないことが、

 

お話からその理由が更に明らかになった気持ちが致しました。それ以外にも保育に関して、様々なご指摘がありましたが、そのすべてに納得が行く思いで拝見させて頂きました。

      幼児虐待保育研究会

            代表 中村 季代