まず良い子とは、愛のある子、強い意志力のある子、または俗に謙虚で明るい子、プラス健全な体が備わった子が良い子だと思います。
そのような子を育てる一番の基本は自分自身が健全でなければなりません。 次に人間形成において0~3才期が一番重要なのです。
この時期の脳細胞の成長スピードが最も速く3才位で脳配線が終わってしまうのです。
事実三つ子の魂100までと言うことわざがある位ですから先人の人はここは重要であると言う事は知っていたのです。
ある大学の先生の言葉では3才までの行動はその後の人生行動に強い影響を与えその8割が決まると言っています。
つまり学力低下もイジメも根本原因はここにあり、この時期の在り方が大切になってくるのです。それには子供と一緒にいて愛情かけて育てることが重要です。
そうする事によって脳の一部に愛情脳がインプットされるのです。
三才児神話否定論者はここの弊害を理解していないので、早くから預けても大丈夫だと言うのです。
ここから先どのような、弊害が生じるかは前回書いた私の文書の
【幼児期における愛情不足による5つの弊害】を参考にして下さい
次に子供にとってその時期母親のヒザが独占できたかどうかで、性格が随分違ってきます。子供の欲は自分だけのお母さんの独占欲なのでしっかり満たしてあげて下さい。
愛情は与え続けるだけではダメで、2~3才児位に1~2回程度の挫折感を与えることが大切なのです。今の時代は子供にとってはおいしいものがまわりに一杯ありますが、そのような物は子供の健康にとって良くない物が多くそれを取り上げる事が重要です。
私が思うに白砂糖問題の観点から缶ジュース(たぶん歯並びが悪くなる)、ジャガイモに芽が出ては困るのでコバルト照射つまり放射能問題でポテトチップス、(少ないと思いますが白血病などあります)。なお挫折感を与える時は叩くのは駄目です。
叩くとその子が親になっ た時、同じように叩くような子育てを行い、虐待の負の連鎖になるのです。
何年か前この問題をテレビで見ていた時、北欧のとある母親の話では1時間位掛けて子供を説得すると聞いてスゴイと思いました。なお我慢した時は「よく我慢したね」とほめて上げて下さい。
日本社会の子育ても昔は子供は神の子と言って叩いてはダメといって諌めた言葉があるのです。 現代は離婚の増加、0才保育、人々のサラリーマン化、男女雇用均等法など、よってたかって次世代の子をダメにしているのが現実です。
その結果不登校、二―ト、いじめ、学力低下、各種犯罪、昔の女の子は嫁に行く時は愛があれば良いとよく聞きましたが、今は身長とか給与が先になると聞くと愛情不足だと思ってしまいます。
3才以後の子育てのポイントは主に3つ程あります。1つ目は子供に寂しい思いをさせない。2つ目は自我の確立の世代ですから友達同士との遊びなどを通して良いとか悪い事の判断をさせる。
またお絵かきや、レゴブロックによる遊びなどは、豊かな発想、集中力などを高めるためのサポートなのです。
なおこの時期は保育園は色々と問題があって、入園するのであれば幼稚園のほうが良いのです。保育園しかない地域の人は子供がお昼寝があまりにも嫌がった場合は昼寝の前に連れて来る事を勧めたいです。
3つ目は6~7才以上対象の話になるのですが、なお幼児期はここら辺で終りでここから少年少女期に入ります。
母国語以外の言語はここまでに教えないと発音が違ってきます。ここから大切なのは親の見ていないところで、友達と物事を決められる事が出来るかどうかが大切なのです。
この事をやっていないと人間として独立出来ず、新婚旅行も親と相談する事になると思います。なお反抗期は親から独立する為の準備期間だと思って下さい。
幼稚園と保育園の絵で見る教育の差
全員の子供ではありませんが、幼稚園で新しく入園した子で新しい画用紙に絵を描いてと言っても書かない子供がいるので
す、それではチラシの裏側に書かせょうと持って行っても書かないのです。子供は新しい物に書くと叱られるか、書くこと自体に叱られるか解りませんが、いずれの理由にしてもびのびとした心が育っていないのです。
昭和40年頃までの日本の赤ちゃんのいる家庭は、障子はバタバタに破れ、壁には落書きしほうだいの家庭がほとんどだったので、赤ちゃんの心は健全だったのです。今はそう意味で幼稚園の先生方も大変だと思います。先程の子供の場合はまず砂場で絵を書かせていくと、消えるのが分かると安心するので、そこからの内面の心を育てることからスタートだそうです。