3歳児神話の肯定論と体の健康を考える

日本社会は心と体の健康が悪くなって来ています。その原因を書いたブログです。

幼児期における愛情不足による5っの弊害

              
lつ目は積極的に前に出る力が弱くなります。よく口で七転び八起きと言いますけど、愛情不足だとそう言うことが出来なく頑張る力が弱いため諦めが早いのです。

 

この事で有名なサルの動物実験でフェルトに巻いた柱から少し哺乳瓶の口を出して育てたサルと、金網に巻いた柱から哺乳瓶の口を出して育ったサルの比較実験です。

 

何故か知らないけどサルはクモが嫌いなのです。そこで小さな部屋にオモチャのクモを入れて実験しました。フェルトの柱で育ったサルは最初はジーと見ていたのですが、動かないと分かると少し触っては離れて、、少し触っては離れ、最後はそのクモと遊びだしたそうです。

 

金網で育ったサルはジーと見つめているだけで動かないのです。人がクモを近づけてもサルは逃げるだけです。幼児のサルは母親の暖かさを求めて抱きつくし、母親がいなければ犬でも豚でも抱きついて温かさを求め自分自身の情緒不安を解消しているのです。それが自然の摂理なのです。

 

2つ目は愛情不足の子は、非常に物にこだわり男性は車はベンツでなければならないとか、それを求めたらすぐあきやすく次はアウディと言うように女性も同じでヴィトンとか工ルメスなど使用しないのに一杯溜め込む人とか、

 

昔はいなくて今いるのが若い女性のゴミ屋敷問題でこれも愛情不足を感じます。ペットなども途中で捨てると言うのは生命として捉えているのではなく物感覚として捉えているからです。

3つ目はある大学の先生の言葉ですが、幼児期に愛情を一杯もらった子は何らかの理由で悪い事をしても立ち直りますけどもらっていない人は逆です。

つまり人間の性善説性悪説の基本的な考え方はここ幼児期にあるのです。

 

4つ目の問題が一番深刻な問題です。昔の日本社会のお母さんは愛情豊かで育ったお母さんが多く子育ては天性だと言って子育ては楽しいというお母さんが一杯いたのです。

 

昔、女の幸せは結婚にあると言ったのはこの時期の子育てが楽しいく幸福感を感じていたのだと思います。当時の男性で性格の悪い人も一杯いたのに離婚が少ないのは、子供を思う母性が強く我慢強い人が一杯いたのです。

 

従って離婚をする時も、子供を置いての離婚は少なく、それだけ子供を守ろうとする母性の強い時代でした。 

 

今は未満児保育で育ったお母さん、つまり愛情不足で育ったお母さんが数多く子育てしている時代なので子供が生まれても可愛く思えないとか、育児をするとストレスを感じるとか、離婚が多いのも愛情不足が根本的な原因のひとつだと思います。 

 

そこでもう一つ困るのはそう言うお母さんに育てられた子が次に親になった時はもっと悪く子供を育てる可能性が高いと思っています。つまり負の連鎖なのです。

 

5つ目は人の幸福問題です。この問題はマスコミも悪いと思いますが、何故かと言うと時の政権を批判をするときは、税金を含む経済が悪いとかと言って批判しなければならないので、国民の多くは今の社会は悪いと脳にスリ込まれるのです。

 

しかし良く考えると今は日本史始まって以来物は豊かで便利な社会になっているのに、今の日本人に聞くと不平不満を言う人は一杯いますけど、私は幸せと答える人は少ないと思います。

 

なおそういう人でもあなたはいつの時代に生まれればよかったかと質問したときの答えは、ほとんどの人は現代と答えると思います。このように幸福感を感じない理由として3才までに幸福脳が形成出来なかったことが原因の一つとして考えられます。(幸福脳 セロトニンドーパミンが正常に分泌している脳)  

 

従って不登校ニートの人たちは私の考えでは幸せ感を感じていないと思います。世界幸福度ランキングでも確か日本は低い位置だったと思います。

 

          
   [私の論文に対してのコメントの一部]
おっしゃる通り昔と違って今は3人に1人が愛着障害だといわれているのです。
子供を産む前に親自身がしっかりと愛着について学んでから子育てしないと本当に危険だなって思います。
  

私も国も保育園増やすより、そういう教育に力を注いでくれればいいのに- -と思ってしまいます。
         本当に将来が心配です。- - -。・°°・(>_<)・°°・。
    昔は子育ては天性とかこんなに楽しい事どうして人に任
    せなければいけないのと言うお母さんが沢山いたのです。
    
   今は愛着障害のお母さんが沢山います。このような人間を作
   り出さない為に自分が加害者にならないで欲しいと思います。